ドロットニングホルム宮殿の庭 1 Drottningholms slott

  ストックホルムの市庁舎前の船着場からフェリーで約1時間、メーラレン湖に面した入り江にドロットニングホルム宮殿はあります。ここは現スウェーデン王室の居城ともなっているところで、水と豊かな緑に囲まれています。

  フェリーは5月〜8月は10:00〜18:00まで毎時運航しているようです。
  片道60SEK、往復85SEK(ストックホルムカードで往復60SEK)
  地下鉄とバスで行く方法もあるのですが、乗り継ぎが心配だったのでフェリーにしました。フェリーなら宮殿の前100mくらいのところに着きます。カフェもついていますし何より眺めが良いですから・・・

ドロットニングホルム宮殿および庭園はユネスコの世界遺産に指定されています。


◇ドロットニングホルム庭園全体図

◇バロック庭園

↑宮殿2階から見たバロック庭園

宮殿の南翼には現スウェーデン王室ご一家がお住まいなのですが、北翼の2階3階の一部はガイドツアーで見学可能です。入場料50SEK、ストックホルムカードで入場可能。ヨーロッパのお城にしては珍しく写真撮影一切不可なのですが、リュック(小さいんですが)を無理矢理預けさせられた受付の目の前で庭の画像を撮っていても何も言われませんでした。庭は良いのね。まあ、ガラスごしだし・・・

←宮殿前の花壇、スウェーデンの王室は黄色いお花がお好き?

バロック庭園から見た宮殿→

向かって右側が現王室がお住まいの南翼。そのためか、このあたりは立ち入り禁止なのです。砂利は枯山水のように綺麗に掃き清められていましたがね・・・

こういう構図を見るとヴェルサイユ宮殿を連想してしまいますが、宮殿そのものは真似しているわけでは無いようです。但し、庭はヴェルサイユ宮殿の庭を設計したル・ノートルの設計を模範として作られたそうです。

←刈り込んだ木が迷路のようになって

どこまでも続きそうな道→

ヴェルサイユ宮殿の庭と一番違うところは入場が無料だということでしょうか(笑)

お花の色が黄色ぐらいしなかく、あくまで緑を基調にしたバロック庭園は
シンプルというより質素なイメージ
革命で滅ぼされてしまった王室と現在まで存続する王室との差だったりして・・・

2002.10.3UP


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ドロットニングホルム宮殿の庭1

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